〜 テーブルを長く大切にお使いいただく方法について 〜 |
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現在の日本で流通している家具には"ウレタン塗装"が最も多く使われています。"ラッカー塗装"に対して塗膜が丈夫なので、キズが付きにくく、耐熱性、耐水性に優れています。また高級感がありお手入れが容易なのも人気の理由です。
これに対して"ラッカー塗装"は欧米で最もポピュラーで古くから使われている仕上げ方法になります。家具をより美しく、より高級感を引き出すのに最適な塗装とも言われています。また欧米では家具は直しながら代々受け継いでいくものという認識がもともとあることから重ね塗りや塗り直しが比較的容易なラッカー塗装が好まれています。 |
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*ラッカー塗装は家具の木目や象嵌などの質感をより美しく見せる反面、
塗膜が薄いため傷が付きやすく、耐熱性、耐水性が低く、また有機溶剤類
に溶けやすい性質がありますのでご使用の際は注意が必要です。
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水こぼれ |
コップの水滴やお水をこぼした時はすみやかにふき取りすれば問題ありません。そのままにしておくと白ずんだりして元に戻らなくなる場合があります。
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熱いものの直置き |
熱いやかん、鍋、カップなどの熱いものの直置きは跡が残る場合があります。厚手の鍋敷きやコースターなどの熱対策が必要になります。
またお皿などの食器類を置く場所にはランチョンマットなどのご使用をお勧めします。
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消しゴム |
消しゴムや消しカスは長時間触れると化学反応を起こして塗装が溶け出す場合があります。
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有機溶剤 |
家具のお手入れ用品(つやだし剤や保護剤、クリーニング剤など)を使用される際はラッカー塗装に対応しているかよく確認してください。
対応していない用品をお使いいただくと塗布した場所全体の塗装が痛む場合があります。
また雑巾などの布製品でお手入れされる場合はコットンなどの天然素材を使い、化学雑巾などは避けてください。
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ビニールクロス |
量販店などで販売されているビニールクロスのご使用はお控えください。
使用されますと化学反応を起こし天板塗装を痛めたり、家具にくっついてしまったりすることがあります。
※対応可能な保護マットを下記にご案内しています。
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普段のお手入れ方法
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乾拭きを行います。
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汚れが付いてしまった場合
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水に浸し固く絞ったふきんでふき取り、その後必ず乾いたふきんで水分を取り除きます。
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汚れが取れない場合
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うすめた中性洗剤にふきんを浸し固く絞って汚れをふき取ります。
その後水に浸し固く絞ったふきんで中性洗剤の残りをふき取ります。最後に乾いたふきんで水分を取り除きます。
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当店では天板に透明なマットを敷くことにより大切な家具を守ることのできる「PSマット」もご用意しております。
一般的なビニールクロスの場合天板にくっついて塗装を逆に痛めてしまう事がありますが、PSマットは両面がコーティングされた家具専用マットになりそのような心配はありません。
天板コーナーの丸みや複雑なテーブルの形状にあわせて職人さんが一点一点オーダーカットしてお届けいたします。
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